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悩みと葛藤・・。僕がベジタリアンになった訳。

おはようございます!CheeseCakeKobo PEACHです!

※今回のブログ、長いです。ただしっかり読んでもらいたいです!

現在、3月31日のプレオープンに向けて動いています。

その中で悩んでることがあり、今日はそれをそのまま吐き出してみようかと思います。

実は去年(2020)の秋頃、ベジタリアンになることを決めました。

厳密に言うとペスカタリアンと呼ばれる、野菜に加えて、魚、卵、乳製品も食べるライフスタイルです。

きっかけは中田敦彦さんのYouTube大学で公開された『ヴィーガン』の動画です。

こちらの動画ですね。

観られたことがない方は、お時間あればぜひ!

ヴィーガンというのを聴いたことがありましたが、『お肉を食べずに野菜だけを食べる人』くらいの認識でした。

また宗教上の都合でやっていることだと、勝手に思い込んでいました。

でもこの動画を観た時に、『そうではない』ということを知りました。

僕がダイニングバーを経営していた頃、岡山産の黒毛和牛のステーキをメニューにラインナップしていました。

120gで2000円くらいの価格設定で販売していました。

でも世の中にはもっと多い分量で、980円とかで売られているステーキもあります。

黒毛和牛の場合、2000円でもギリギリ。けっこう良心的な価格設定だと思います。ほんとに高いんです。

なのに980円て、なんでこんなに安いんだろうって疑問に感じました。が、特に調べることもなく。

その答えが中田さんの『ヴィーガン』の動画で知ることができました。

それは食肉を効率よく生産するためだけに仕組み作られた、畜産業を【工場畜産】というそうです。

この工場畜産で生産されたお肉が、低価格でボリュームたっぷりのステーキの正体でした。

YouTubeで『factoryfarm』で検索すると、実際にどのような感じで工場畜産が行われているのかを観ることができます。
※かなり衝撃的な内容だということだけ、お伝えしておきます。

これを知った時に、僕はスパッと肉食をやめる決断をしました。

ここも厳密に言うと、消費活動をやめる・・という意味です。一旦、提供されたものに関しては残さずにいただきます。

またこの『工場畜産』というのが、地球環境にも多大な影響を与えていることを知りました。

工場畜産が自然破壊、地球温暖化や海洋汚染に関わっている、と。

え、なんで?って思いますよね。

その辺は中田さんの動画および、ぜひご自身で色々と情報を集めてみてください。

独立して2年か3年が経った頃、クリスマスディナーにフォアグラを使用したメインディッシュを考えたことがあります。

その時にフォアグラについて調理法などを勉強していたところ、ファアグラが作られる工程の動画を見つけました。

YouTubeでフォアグラと検索するとおそらく1番上に出てきます。

初めて観た時はかなりの衝撃を受けました。

食べる、生きることについて考えさせられました。

飲食店をやめようかとも考えました。

でも『命をいただく』ことをしっかりと受け止めて、感謝の気持ちを持って続けることに。

それと同時にフォアグラをお店で扱ったり、今後、別のお店でも注文することはやめる。と決めました。

もちろん提供されれば、残さずいただきます。残すことの方が残酷と考えたからです。

それがまさか他の豚肉や牛肉、鶏肉も(工場畜産)、フォアグラを作るのと全く変わりませんでした。

だからすぐにやめることを決めました。

ちなみにやめることに関して、特に苦はありません。僕は。たま~に食べたいって思う時はありますけど(;’∀’)

食べたいって思った時、factoryfarmで観た豚や鶏たちの顔が浮かべて踏みとどめました。

それでも魚、卵や乳製品は継続して接種することにしました。

しかし勉強するにつれ、卵、乳製品も基本的に摂取することも段々とやめることに。

カフェラテ。

エスプレッソに牛乳を混ぜ合わせた最高のドリンクです。飲み物の中で1番好きです。

そこも断ち切ることにしました。今では豆乳に置き換えて飲んでます。家で、ブラックコーヒーに無調整豆乳を混ぜて笑

魚もゆくゆくは・・・と考えています。

そして残された問題は『チーズケーキ』です。

ここですよ。

これはヴィーガンや工場畜産を知る前から掲げていた、『夢』です。

乳製品の接種を控えるようになったのは、今年(2021)になってからです。

その前に物件も取得し、チーズケーキ屋を始める準備をしていました。

でも今までも知ってしまうと、元に戻れない性格があります。

過去にも食塩の危険性を知って、天日塩に変更したことがあります。6キロ300円くらいで仕入れていた塩が、1キロ1500円になりました。

他にも白砂糖→きびさとうに。野菜を岡山産で、なるべく無農薬に。

どんどん食材費の割合がお店の売上の中で、でかい顔をするようになってきました。

これが僕の在り方です。変えれません。

ヴィーガン、ベジタリアン、畜産を調べる中で、アニマルウェルフェアという考え方があることを知りました。

効率を求めるのではなく、より自然に近い形で動物たちを育てる畜産のやり方です。

『動物も1つの生命と考え、その一生に寄り添う』という考え方。

このアニマルウェルフェアの考えで育てられた牛の牛乳、鶏の卵であれば問題ないのでは?

って考えでここまで進めて来ました。

でもそれも最近は疑問に思うように。

本当に考えさせられます。

地球環境。食肉の削減と畜産業の未来・・・

どれもうまくいく方法はないのか?

今やろうとしていることは、僕自身が本当にやりたいことなのか?

ヴィーガンチーズケーキに路線を変えた方が良いのでは?

などなど、とても悩んでいます。

まだ答えは出ていません。

今、ベジタリアンやヴィーガン、自然農法の農家さん・・などいろいろな方とつながり、いろいろなお話を聴こう、って動いています。

先日、知り合った赤磐でベジタリアン、ヴィーガンにも対応したイタリアンE-Flat(イーフラット)を経営されているFさんとお会いしました。

http://e-flat-okayama.com/

その中でイノシシなどのジビエのお肉は使用されていました。

このジビエの動物たちは、農作物を守るために狩猟されたものです。

害獣として狩猟された動物が食肉として使用されるのは、狩猟全体の2%程度だそうです。ほとんどが捨てられる命。それをいただく命に。

とても共感しましたね。

そんなお肉なら、食べてもいいのかも。そう想いました。

僕自身もこれからヴィーガンになるのか、また自分の中での納得いくライフスタイルを見つけようと考えています。

元の食生活に戻すことはありません。

減らしていく、ことは間違いないです。

ほんとに悩み、葛藤する中、このプロジェクトを進めています。

そんな正直な今の気持ちを書いてみました。

最後まで読んでいただいたあなた!

ありがとうございます。大好きです笑

本日もあなたにとって素敵な1日でありますように。

ではではーーーーーー

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岡山のチーズケーキは『CheeseCakeKobo PEACH』へ。

プレオープンまで18日。

※このカウントダウンはとりあえず続けていきます!

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