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【Story】#28 オープン準備中に起きた奇跡

おはようございます!PlantBasedCafe PEACHです!

2011年6月。

Cafe&Dining PEACHグランドオープン前の準備中のお話。

お店スタート時のスイーツメニューをどうするか。

京橋朝市で出品していたスイーツの中から自信のあったものを選びました。

・大人のチョコベイクドチーズケーキ
・パンナコッタのジュレがけ

取り急ぎ、この2つに絞ることに。

1番自信があったのは、大人のチョコベイクドチーズケーキです。

一般的なチョコチーズケーキやガトーショコラなどは、「クーベルチュールチョコレート」が使われます。

クーベルチュールチョコレートとは・・

・カカオ分35%以上(カカオバター31%以上、カカオマス2.5%以上)
・カカオバター以外の代用油脂は未使用

これらの国際基準を満たした菓子製造用のチョコレートです。

僕の作った大人のチョコベイクドチーズケーキは、カカオマス100%を使用しています。

カカオマスは、カカオ豆の胚乳を発酵、​乾燥、焙煎、磨砕したものです。

要するにカカオ100%のチョコレートって感じです。

カカオってチョコレートの原料なので、甘いのかなって思いませんか?

実は苦いんです。。(;’∀’)

深入り珈琲を食べてる感じです。

チョコレートがなぜ甘いのか?あれは砂糖の甘さでした(;’∀’)

そんなカカオマスを使用しているので、ちょっと苦味もあるチョコベイクドチーズケーキなんです。

なので「大人の・・」って付けました。

※家で焼いていた頃の「大人のチョコベイクドチーズケーキ」です。

京橋朝市時代のStoryでも書きましたが、このレシピはある日突然天から降ってきました。

その後、ずっと京橋朝市のメニューのレギュラーとして、がんばり続けてくれました。

そんな思い出深いケーキです。

さて、これを実店舗で出すってなりました。

その上で調整しないといけないことが・・オーブンの焼き方です。

今まで自宅のオープンレンジ(9万円)で焼いていたこのケーキですが、お店ではプロ仕様のガスオーブンで焼くことになります。

実は焼き菓子にとってオーブンってのは、仕上がりを左右するとっても重要なファクター(要因)です。

よくレシピ本に焼き温度と時間が書かれていますが、あれは参考程度です。

同じ温度と同じ焼き時間で焼いたとしても、出来上がりは違うものになってしまいます。

ガスオーブンは電子オーブンよりも基本的に火力が強いです。

しかも業務用のガスオーブン。

いつも通りに焼いてしまうと真っ黒焦げになってしまうだろうな・・と。

いつもと違う焼き温度、焼き時間で焼いてみました。

出来上がってみて、スタッフの子たちと試食。

ケーキを切ってみると・・・・( ゚Д゚)

ケーキの中がとろっとしていました!!

※イメージ写真です(;’∀’)(;’∀’)

チョコベイクドチーズケーキの写真を探したのですが、なかなか見つかりませんでした(;’∀’)(;’∀’)

なのでこの黄色のチーズケーキをチョコレート色に、頭の中で想像を膨らませてください。

しかも美味しい!!!!!!

こっちの方がいいやん!!!!!

これがこのうちのチーズケーキの特徴でもある、中がとろったしたチーズケーキが誕生した瞬間でした。

本日もあなたにとって素敵な1日でありますように。

ではではーーーーーー

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岡山のプラントベース料理は『PlantBasedCafe PEACH』へ。
岡山のチーズケーキは『CheeseCakeKobo PEACH』へ。

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