おはようございます!PlantBasedCafe PEACHです!
2011年6月。
Cafe&Dining PEACHグランドオープン前の準備中のお話。
お店スタート時のスイーツメニューをどうするか。
京橋朝市で出品していたスイーツの中から自信のあったものを選びました。
・大人のチョコベイクドチーズケーキ
・パンナコッタのジュレがけ
取り急ぎ、この2つに絞ることに。
1番自信があったのは、大人のチョコベイクドチーズケーキです。
一般的なチョコチーズケーキやガトーショコラなどは、「クーベルチュールチョコレート」が使われます。
クーベルチュールチョコレートとは・・
・カカオ分35%以上(カカオバター31%以上、カカオマス2.5%以上)
・カカオバター以外の代用油脂は未使用
これらの国際基準を満たした菓子製造用のチョコレートです。
僕の作った大人のチョコベイクドチーズケーキは、カカオマス100%を使用しています。
カカオマスは、カカオ豆の胚乳を発酵、乾燥、焙煎、磨砕したものです。
要するにカカオ100%のチョコレートって感じです。
カカオってチョコレートの原料なので、甘いのかなって思いませんか?
実は苦いんです。。(;’∀’)
深入り珈琲を食べてる感じです。
チョコレートがなぜ甘いのか?あれは砂糖の甘さでした(;’∀’)
そんなカカオマスを使用しているので、ちょっと苦味もあるチョコベイクドチーズケーキなんです。
なので「大人の・・」って付けました。
※家で焼いていた頃の「大人のチョコベイクドチーズケーキ」です。
京橋朝市時代のStoryでも書きましたが、このレシピはある日突然天から降ってきました。
その後、ずっと京橋朝市のメニューのレギュラーとして、がんばり続けてくれました。
そんな思い出深いケーキです。
さて、これを実店舗で出すってなりました。
その上で調整しないといけないことが・・オーブンの焼き方です。
今まで自宅のオープンレンジ(9万円)で焼いていたこのケーキですが、お店ではプロ仕様のガスオーブンで焼くことになります。
実は焼き菓子にとってオーブンってのは、仕上がりを左右するとっても重要なファクター(要因)です。
よくレシピ本に焼き温度と時間が書かれていますが、あれは参考程度です。
同じ温度と同じ焼き時間で焼いたとしても、出来上がりは違うものになってしまいます。
ガスオーブンは電子オーブンよりも基本的に火力が強いです。
しかも業務用のガスオーブン。
いつも通りに焼いてしまうと真っ黒焦げになってしまうだろうな・・と。
いつもと違う焼き温度、焼き時間で焼いてみました。
出来上がってみて、スタッフの子たちと試食。
ケーキを切ってみると・・・・( ゚Д゚)
ケーキの中がとろっとしていました!!
※イメージ写真です(;’∀’)(;’∀’)
チョコベイクドチーズケーキの写真を探したのですが、なかなか見つかりませんでした(;’∀’)(;’∀’)
なのでこの黄色のチーズケーキをチョコレート色に、頭の中で想像を膨らませてください。
しかも美味しい!!!!!!
こっちの方がいいやん!!!!!
これがこのうちのチーズケーキの特徴でもある、中がとろったしたチーズケーキが誕生した瞬間でした。
本日もあなたにとって素敵な1日でありますように。
ではではーーーーーー
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岡山のチーズケーキは『CheeseCakeKobo PEACH』へ。
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