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たねをまもる会おかやま

先日、たねをまもる会おかやまが主催する「食の安全を守る人々」上映会&トークセッション in 岡山に参加してきました!

おはようございます、Plant-Based Cafe PEACH(https://twitter.com/cafepeach)です!

うちのお米の仕入れ先でもあるたなか農園の田中さんにお誘いいただきました。

前半は「食の安全を守る人々」のドキュメンタリー映画の上映、後半は山田正彦元農林水産大臣を招いてのトークセッション。

「食の安全を守る人々」は、主に農薬に関する内容で

・農薬が人体にもたらす影響
・学校の除草剤、田んぼの近くを通ることでの子ども達への影響
・なぜ日本の農薬の基準値は甘いのか?

そういったことがよくわかりました。

山田さんが自身の足で情報を集め、農薬に対して警鐘を鳴らされています。

後半のトークセッションは、三宅洋平さん、山田正彦さん、望月さん(吉備中央町の自然栽培農家さん)の3人で主に種苗法についてのお話でした。

種苗法って聴いたことあるけど、あまり詳しくないって方が多いのではないでしょうか。僕もそうです。

この話を聴いてみて、自分なりに要点をまとめてみました。

まず種苗法を簡単に説明すると…

種子の著作権のような法律。種子の自家採種を禁止、次の作物を作る際には新しい種を買わないといけないルール。品種改良した優良な品種の海外流出を防ぐことを目的に作られた。登録品種以外は、自家採種可能。ルールを破ると罰金や刑罰がある。

※ポイントは押さえましたが、間違い、誤解のないようにご自身でも確認をお願いします。

考えられる問題点をまとめたのがこちら

・栽培した野菜から自家採種した種を植えることができなくなる
・国が言うには、自家採種できない登録品種は少ないので問題はない
・実は登録品種は意外と多い
・種を販売する企業(海外)が力を付けると、買える種が限定的になる可能性がある
・F1種ばかり売られる可能性(危険性)
・種は買えるからといって、その土地に適しているとは限らない
・長い年月をかけて土地にあった種が出来上がっている
・作物がうまく育たないようになれば、その先に発酵も失われる可能性がある
・今ある在来種が失われる可能性がある

なんだか不穏な空気が漂っていますよね。

こういったことが「興味ない」「関係ない」って無関心でいるうちに、知らないところでいろいろと決められてしまっています。

このままでいいですか?

よく「日本は海外と比べて農薬の基準値が甘い」って聴きますけど、シンプルに何でそんなことになってしまうのか?と疑問に想いませんか?

どうやら農薬を販売する大企業の圧力によって、基準値が甘く設定されるようになっているようですね。

誰が悪いのか?

これは僕たち消費者に責任があると想います。この先を良くしていくのも、僕たち消費者にかかっています。

・知る
・調べる
・行動する

この3つの順ですね。

具体的なアクションは、買い物という投票です。

・農薬を使っていない野菜を、なるべく購入する
・農家さんになるべく農薬を買わないようにしてもらう

消費をするしないは国は決められません。僕たちが意識して変わることが最大の防御になります。

また県や市の条例というのを作ることができます。その条例で「自家採種できるようにする」ことができるんですね。

それって法律違反では?となると、国が裁判を起こすことになり、最高裁判の判決が下るまで10年くらい引き延ばすことが可能になります。

そんな条例を作った県や市がありますが、なんと岡山県はないんです。県知事は「今は必要ない」との回答だったそうです。

でもこの条例がつくられるように「たねをまもる会おかやま」さんが動かれています。僕たちもできることで協力をしていきませんか?署名などがあれば積極的にサインするなど。

https://www.facebook.com/tanemamo

種苗法について解説した冊子「タネは命 子供のために日本の種を守ろう」をうちのお店に置いています。

ぜひ一読していただきたいです。

1人の力は小さいけど、1人1人の力が合わされば大きな力になります。世の中を変えることはできますよ!

本日もあなたにとって素敵な1日でありますように。

ではではーーーーーー

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岡山のプラントベース料理は『Plant-Based Cafe PEACH(プラントベースカフェ ピーチ)』へ
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