※2021年4月1日に追記しました。
こんばんは!CheeseCakeKobo PEACHです!
昨日は、岡山の赤磐市にある『川崎牧場』さんに見学に行きました。
川崎牧場は全国でも珍しい山地で放牧する牧場です。
放牧牛の牛乳を探している中・・まさか岡山にもあるなんて!
連絡して、昨日、ついに見学しに行って来ました。
岡山市内から約45分。
この日もいいドライブ日和でした。
牧場に行くには山を登るのですが、そのふもとには桜が咲いていました。
それと一緒に桃の花が。
桜にとても似てます。桜よりも濃い桃色の花が生っています。
この辺りは桃農家さんが多いようです。
こんな感じの山道を上がっていきます。※ちなみに帰りに撮ったので、これは下りです笑
車1台が通るのがやっとです。
対向車来るな!
対向車来るな!!
と祈り続けながら登りました笑
到着しました。
牧場の看板的なのはなかったです。
奥の方に進むと、ちょうど集乳車と呼ばれる生乳を収集する車がいました。
こんな感じで運んで行くんだな。
って思うのと同時に、この車に出くわさないで良かった。ほっと胸を撫でおろします(;’∀’)
約束の時間よりかなり早く着いてしまったのですが、牧場内を歩いて川崎さんを探して対面しました。
さっそく見学させてもらいながら、いろいろと話をさせていただきました。
こちらは子牛さん。
こんな感じで牛さん、自由に放牧されてます。
この向こう側に見える山も全部が牧場だそうです。広っ!!!
川崎さんには本当に親切に、いろいろと教えていただきました。
実に3時間も!!!笑
あっという間に時間は過ぎてました。快く対応していただきありがとうございます。
しかも同級生でした。親近感~笑
【追記※2021年4月1日】
現状、牧場内の草、シバのみでは牛たちの餌をまかなえていない様で、草や一部穀物の飼料も購入されているとのことでした。※ここに批判はしないでくださいね。川崎さんがどこまで目指しているかはわかりませんが、山地酪農が完成して自然な循環を生むには時間とコストを要します。山地酪農で有名な岩手県のなかほら牧場さんも完成までに30年以上の歳月を費やしています。
良いなと感じたのは、水に関してです。
牛乳1リットルつくるのに、牛が飲む水の消費量は1020リットルと言われています。川崎牧場では一般的な水道が通っていません。山の水から引っ張って水の供給を行っています。山の中で水の供給が完結しているんです。そこは良いなと感じましたね。
【追記ここまで】
ちなみに仕入先の候補として、川崎さんのところを考えていてお伺いしました。
生乳自体は売ってもらうことは可能のようですが、おそらく保健所の許可がおりないでしょうね(;’∀’)
今までも仕入れたいと言われる飲食店などはあったようです。
保健所で引っかかるようです。
川崎さんのところでは牛乳の製品として製造する設備がありません。
現在は、せっかくの放牧牛の牛乳ではありますが、他の牛乳と混ざった状態で通常の牛乳として販売されているようです。
もったいねぇええええ。
ちなみに牛は1日に40ℓの牛乳が搾れるそうです。
ただ川崎さんのところのように牧草がメインの牛になると、乳量が少し減りますし濃度も薄くなるそうです。
なのでトウモロコシのような穀物を大量に与えた方が、”効率”は良いです。
ではなぜ放牧して、草メインで育てるのか?
今回お見せした川崎牧場さんは、放牧して牛を育てるやり方をされています。
ではそうじゃない牧場での牛たちはどうやって育てられているのか?
基本的には牛舎の中で繋がれたまま、一生を終えます。
立つか、寝るか。
それだけです。
“食べられる”方の牛も、同じです。牛舎に繋がれたまま短い一生を終えます。
放牧すると筋肉がついて、硬い食感の肉になるそうです。
運動させず、太らせて太らせて”霜降り”の牛肉になります。
僕はそんな酪農の現場に”違和感”を感じるようになりました。
※一生懸命お仕事されてる酪農家さん、申し訳ありません。
もっと自然な育て方をしているところはないのか?と探して、放牧牛のことを知りました。
ビジネスで考えると放牧は”効率”が悪いです。
乳量も減りますし、濃度も下がります。
広大な土地も必要になります。
それでも牛の人生(牛だから牛生?笑)も考えて、放牧に取り組まれている数少ない酪農家さんたちが日本にいくつかあります。
もっと増えるといいなって思います。
自分が実際にやっていないので、偉そうには言えませんが・・。
川崎さんの牧場は、山地酪農を極めていってほしいなと想いました。
本日もあなたにとって素敵な1日でありますように。
ではではーーーーーー
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岡山のチーズケーキは『CheeseCakeKobo PEACH』へ。
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